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2024 .05.20
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今月もやって参りましたDTMマガジンの発売日。今号は、なんか数日前からちょっと話題になってた新VOCALOIDの情報がちらっとあったり、アニメ劇伴の大御所田中公平さんのインタビューがあったりと何かと読み応えのある内容です。



私の連載「フリーウェア・コンシェルジュ」では、サブ特集のアンプシミュレータ特集に連動して、アンプシミュレータと併せて使えるギター系の小物プラグイン(コンパクトエフェクター、ギターシンセ、チューナー等)をご紹介しています。

トータルなサウンドメイクとしてはやはりNative Instrumentsの「GuitarRig」とか凄いんだけど、ギターサウンドは自分なりのサウンドを作って行くのが楽しみの一つ。例えば、GuitarRigなんかがLine6とかBossのエフェクターだとすると、フリーウェアは海外のガレージメーカーの個性派コンパクトエフェクターと考えると良いかもしれません。

実際今回、今まで未チェックだったものも色々リサーチしましたが、結構すごいのが色々見つかりました。普通にギターにかけるのはもちろん、打ち込みのギターや、それ以外の楽器に使っても面白そうなものが目白押しです。まあ、うちのコーナーの良い所は万一気に入らなくとも一銭も損しないという事なので(爆)是非お試し下さい!

それと、もう一つの目玉は今月から始まった付録DVDへの効果音素材提供。自然音から電子音まで計111種類、ロイヤリティーフリーで自由に使えるwavファイルを収録しています。今回は、フリー版もある(しかもWin、Mac両版!)DAW「MU.LAB」のサンプラーやトラックに素材を読み込む手順も解説したので、そちらも是非参考にして下さい。

さて、早々と来月の連載ネタをチラっとだけ告知すると、アペンドも発売され再燃中の初音ミクをメインターゲットにした(もちろんそれ以外にも応用可能)「ボーカル加工」のネタをやります。今回はコンプとかディエッサーとかEQとか地味で難しいのは省いて、即物的に面白い効果の得られるエフェクトを、丸々マネすればOKのミク声向けセッティング付きでお届けする予定です。なんという安易な売れ線狙いキャッチーな企画!

というわけで、まずは今月号をどうぞよろしくお願いします!

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5/8の22:00位から、USTREAMで「ミュージシャンのための動画講座 Vol.1「映像のシンセ&サンプラー“After Effects”」」を配信します。

使っている人以外にはいまいち存在の意味がわかりにくいAdobe After Effectsというソフト。実は、PremiereやiMovie、Windowsムービーメーカーといった映像編集ソフトが「DAW」だとすると、After Effectsはソフトシンセやサンプラーのような、素材を作り出す、または加工するという役割を担います。

音楽と映像をセットで発信するスタイルが一般的になって来た中、この講座はミュージシャンに自分の作品をより広くPRするためのPV作成スキルを付けてもらう事を目標に配信します。

AfterEffectsを直接使わない場合も役立つノウハウをちりばめて行きますので、ご興味のある方は是非ご覧ください!

おかげ様で、最近行っているDTMソフト講座系のUSTREAM配信もご好評を頂いており、これから益々様々な形の放送を行って行こうと計画を練っている。

それを通じて確立して行けたらと思っているのが「ライブDTM」という概念。今まで、電子楽器やソフトシンセを使ったパフォーマンスを行っても、それを「DTMのライブ」と呼ぶ事は無かった。

一方、USTREAMでは、物理的な「デスクトップ」(机の上)はもちろん、パソコンのデスクトップ上だって世界中に配信できる。通常、ライブの魅力は時間と空間の共有だが、なんせ従来に無いレベルの配信ツールが出てきたのだから、ライブの概念だって拡張されても良いはずだ。

ライブDTMはどんな形になるのか。ソフトシンセの演奏、DJ的なパフォーマンス、VOCALOIDやUTAUキャラのコンサート、色々考えられるが、こうしてちょっと考えて浮かぶようなアイデアはいっそ(それはそれとして)置いといていい。なんせ、今なら山のように“世界初”の試みができるんだから。

そんなわけで、自分でも「これは!」と思うようなアイデアは、実はここに書かずに秘密にしてある(笑)。なにか面白い「ライブDTM」の配信をやられる方は、タイミングが合えば是非拝見したいのでお知らせ頂けると非常に嬉しい。

デトロイトテクノが「ベッドルーム発」と言われたように、USTREAM発ならではの表現というのも絶対にあると思う。やはり去年から私が騒いでいる(笑)「バーチャルボーカルならでは」の表現とも高レベルでマッチングするし、是非ともさらなる未来を見たい、作りたいものだ。


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sent from W-ZERO3

28日の記事で書いた、USTREAMの商用利用に関する質問に対してサポートの方から連絡を頂いた。

私が送った質問は以下の3点。これらが、USTREAMの利用規約中にある非商業的目的にあたるかを、blogでも公開したいという旨を書き添えた上で質問させて頂いた。

●特定のソフトウェアの使用法講座などを配信し、その中でソフトウェアの商品情報や、販売元のURL等を告知する。

●商品発表会の模様を中継する。

●音楽ライブ配信の途中に、出演者が新曲やライブの告知をし、有料の楽曲配信先やチケット販売先URLなどを提示する。

それに対するご回答は以下の通り。
----------
上記の事柄については、すでに事例もございますし、
問題ございません。
配信自身を有料課金するような行為を防ぐのが目的です。

ぜひともUstreamを盛り上げてくださいますよう、お願いいたします。
----------

というわけで、直接課金した配信等で無ければ問題なく使える事が明白となった。これで安心して、積極的に様々な配信を行って行く事が可能になった。

日本語化直後でおそらく非常に多忙な状況が予想される中の、迅速なご対応には大いに感謝したい。何か宣伝ぽいと思われてしまうかもしれないが(別に何ももらってません(笑))、この姿勢なら配信のインフラとしてこれからも大いなる進化が期待できるのでは、と感じさせられた。
 




本日のUSTREAM配信「トンデモ音楽用フリーウェアの世界」終了しました。ご視聴頂いた皆様、ありがとうございます!

今回は演者用のカメラが止まってしまったのが非常に残念。普通に配信するのなら良いのだけど、ソフト音源系を安定して走らせながらデスクトップを配信するのはまだ研究が必要そうです。

本日ご紹介したソフトは以下のようなラインナップです。ダウンロード先などご参考になさってください。

「Blaster」
Lithium Sound
http://www.freewebs.com/lithiumsound/

「sumo」
de la mancha
http://www.delamancha.co.uk/sumo.htm

キターVU
AW VST
http://www.geocities.jp/aw_vst/index.html

「The Knob」
「The Face」
JustJ
http://www.jam-world.de

「マトリョミン・シミュレータ」
ミューテック
http://www.mu-tech.co.jp/Japanese/top.htm

「MeowSynth」
「Keywriter」
「BeatVox」
「MelloFAN」
knobster
http://knobster.org/

「VL1」
PolyValens
http://www.polyvalens.com/

「bubblisy」
jacky-lee
http://sites.google.com/site/jackytheprize/

本日4/29の21:30分くらいより、昭和の日特別企画として「トンデモ音楽フリーウェアの世界」をUSTREAM配信します。

http://www.ustream.tv/channel/studio-nekoyanagi


クール、ホット、便利、簡単、安定している…等々の「良質なソフトの条件」を完全に無視した、パンク精神溢れる音楽用フリーウェアの数々をご紹介します。技術的な事などわからなくとも楽しめる内容です。ご都合のよろしい方、是非ご覧ください!

追伸:ちなみに、今日は昭和の日にちなんで「昭和テイスト」でお送りします。

USTREAMの日本語化に伴ない、翻訳された利用規約を読むうちに、以下の文言がひっかかった。

>本サイトおよび本サービスは、適法な非商業的目的のためにのみ利用およびアクセスできます。

これが、どこまでを「非商業的」と解釈すれば良いのか。例えば「新しいCD出しました。買ってね〜」と販売先のURLを出すのはNGなのか。また、例えば新しい機材やソフトの講座をやって、それの商品情報や販売先を流してしまうのはNGなのか。

曖昧なままだと知らないうちに違反してしまうかもしれないので、日本語の窓口に質問を送ってみる事にした。探せば英文でこうした事柄への見解があるかもしれないけど、ニュアンスの読み違えなどを防ぐためにも日本語での回答が是非欲しい所。

以下が、送った質問の内容。blogで公開している事にも言及しています。
----------
Ustream 日本担当者様

お忙しい中失礼致します。
映像・音楽制作「株式会社スタジオねこやなぎ」の大須賀と申します。

まずは、日本語版のオープンおめでとうございます。
かねてより御社サービスには大変注目しており、
積極的に利用させて頂こうと様々なアイデアを練っている次第です。

それに伴ない、日本語化された利用規約を読む中で、いくつかの疑問が生じました。
つきましては、大変お手数ですが下記内容についてご回答頂けないでしょうか?

---以下質問---

利用規約「6. 当社ユーザーの義務」内の以下の記述につきまして
---
本サイトおよび本サービスは、適法な非商業的目的のためにのみ利用およびアクセスできます。
---
次に挙げるような行為が規約上可能かどうかをご回答頂けましたら幸いでございます。

●特定のソフトウェアの使用法講座などを配信し、
その中でソフトウェアの商品情報や、販売元のURL等を告知する。

●商品発表会の模様を中継する。

●音楽ライブ配信の途中に、出演者が新曲やライブの告知をし、
有料の楽曲配信先やチケット販売先URLなどを提示する。

---質問ここまで---

以上、お忙しい中大変恐縮ですが、ご回答頂けましたら幸いでございます。

なお、この内容は数多くの方にとって関心の高い事と思われますので、
blog(http://joosuga.blog.shinobi.jp/)に掲載させて頂こうと考えております
(この質問文は既に掲載しております)。

もし個別質問への回答が不可能な場合、
さらなる利用の広がりのためにも上記のような内容の明確な説明を
サイト内に設けて頂けますと大変助かります。
是非ご検討頂けましたら幸いです。

それでは、どうぞよろしくお願い致します。
文末ながら、御社サービスの大いなる成功をお祈りしております。

株式会社スタジオねこやなぎ
大須賀 淳
※以下連絡先等
----------

さて、はたして回答は頂けるか?内容は?続報はまた追って書きます。

USTREAM配信を熱心に始めてみたら、なんか丁度のタイミングで日本語化が実行されてびっくり。5月と言っていたのに、孫さん余程はりきっているのだろうか(笑)。

夕方に孫さんのスピーチをちょっとだけ聴いたら、「世界中にテレビ局は約2万社(そんなにあるのか!)、だけどスマートフォンを持っている人は3億人。これからはこの皆が配信できる」というような事を言っていた。これ自体は、インターネット黎明期の「誰でも世界に向けて情報発信!」と同じで「可能・不可能で言えば可能」という事だけど、非常に使い勝手がある事は間違いない。

自分の周辺分野で注目しているのは、もちろん音楽と、あと最近セーブしてるけど音響・音楽として関わる演劇の分野。単に従来のものをライブ配信するだけでなく、積極的な表現ツールとして活用できると非常に面白い。

例えば音楽は、単に色々な場所で演奏してみるのもいいし、今一つ考えているのは、複数のストリームを同時に使って(同期はとれないけど)何か面白い事できないかという事。まだAMステレオはもちろんFM放送も無い時代、NHKの第一、第二放送でそれぞれ左、右のチャンネルを送る事で、2台のラジオを使ってステレオ放送を行う番組があったと冨田勲さんの本で読んだ。複数のチャンネルで一つの作品を作り上げるという試みは(回線の負荷はきついが)うまくやればすごく面白そう。

一方演劇は、劇場からの中継というのは実はあんまり良い使い方ではないと思っている(あの空気はその場にいてこそなので)。そうではなく、例えば本物の密室や街中など現実の空間を舞台として芝居をやったりするのは結構面白いのではないだろうか。映像だけど、映画やドラマともまた一味違う。予測外の自体が起こる可能性もあるので非常にスリリングだ。

撮影では、きちんと許可をとらないとお巡りさんを呼ばれてしまうような事態になる事もあるけど、そういったハプニングも丸々流れてしまう(面白がっちゃいけないんだろうけど)。これから、悪徳商法の販売会なんかは大変だろうなあ。テレビどころか、誰がこっそり生中継しちゃうかわからないのだから。

「変化」という意味では、ネットの登場以来の地殻変動がおこるんじゃないかと感じている。是非とも、このツールの可能性を積極的に追求してみたい。



おかげ様で、25(日)の夜におこなったUSTREAMの配信は大きなトラブルも無く無事終了。初回にもかかわらず、確認した中でのMAX時点で同時に60人近くの方が観て下さいました。まとめてになってしまい申し訳ありませんが、改めてお礼申し上げます!

ちなみに、時間が合わずご覧頂けなかった方も、上に埋め込んだように録画アーカイブを作ってありますので、よろしければそちらをご覧ください。

今回でかなり色々と勝手がわかったので、以後様々な試みをやって行こうと思います。ちなみに、今日の昼にも「きまぐれ電子音ライブ」というのをやってみました。即興のゆるゆる進行ですが、よろしければこちらもご覧ください↓



昨日も予告したUSTREAMの配信だけど、とりあえず実験がてら4/25の21:00から1〜2時間程テスト的にやってみます。

アクセス先はこちら。
http://www.ustream.tv/channel/studio-nekoyanagi

内容は、丁度一年前にやったイベント「ロシアンルーレット」でやった、Synth1を軸にした効果音作り実演のライト版みたいなものをやってみようと思います。イベントの時は会場からリクエストをもらって音を作ったりしたけど(確か“カップやきそばのお湯を捨てた時のボンッという音”なんかを作った記憶が(笑))、Tweetなんかでそれも出来たら面白いかなと思ってます。

まあ、一番の心配は安定して配信できる環境が構築できるかだけど…もしよろしければ是非ご覧下さい!

筆者プロフィール
音楽・映像制作、原稿執筆、レクチャー等のお問い合わせ&ご依頼は、こちらのフォームからお寄せください。


大須賀 淳(おおすが じゅん)
1975年生 福島県出身

音楽・映像制作「株式会社スタジオねこやなぎ」代表取締役。音楽・映像コンテンツ作成、雑誌「DTMマガジン」他での記事執筆、After Effects等映像系ソフトの講師も行っています。

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