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2024 .04.27
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ソフト名:akj Speechtools
開発元:Aki
対応環境:Win(要JAVA)
オープンソース

akjspeech

日本語で音声の読み上げが行える、オープンソースの音声合成ソフト。


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制作も立て込む中、明日は急遽大阪出張と何かとバタバタ。去年も確か、3月の同じ時期に大阪に行った記憶がある。そんな中、スタジオねこやなぎでは、従来のDTMツールとはちょっと違った文脈で手軽な音楽作りのできるツールの大詰め中。

今回の企画はエスニック系のボーカルが大量に必要になるけど、既存のサンプリングCDなどはコンテンツの性質上使いにくいので、独自に作る事にした。その1片をちょっと公開。



今回は、トーキングソフトの音声を「Music Maker2」内蔵の「エラスティック・ピッチチューン」を使って加工してみた。

pitch.JPG







今月のDTMマガジンのレビューでも書いたけど、このソフトは付属ツールのコストパフォーマンスがすこぶる高い。Music Makerは1万数千円だけど、このエラスティック・ピッチだけでそれぐらいの値段でもそれ程不思議はない感じ。付属の素材なんかを考えると、やっぱり安い。

正直、純粋にDAWとしての能力はCubaseやSONARのファミリーの方が高いので、ある程度本格的に作品を作りたい人にはそちらをおススメする。だけど、Music MakerはむしろそういったメインDAWを持っている人がサブツールとして使うにはかなり魅力的なツールだ。自分も10数年来のCubaseユーザーで、メインの作成は当然そちらだけど、結構細々した所でMusic Makerの面白い部分だけをつまみ使いしている。

このソフトは、Jamバンドみたいな売り方より、そういう「ベテランのサブツール」的な側面をアピールした方が良いんじゃないかなあ…と個人的に思う。
平成初期のバンドブームの中核だった深夜番組「イカ天」(いかすバンド天国)は今でも度々話題となるが、その後番組「えび天」(三宅裕司のえびぞり巨匠天国)をご存知の方はぐっと数が少なくなるかと思う。

前番組のバンド演奏に対して、この番組では「3分間の映像作品」が対象となっており、挑戦者は一度の出演に持参した作品に審査員から評価を受け、銅監督、銀監督、金監督とステップアップして、最高位の「巨匠」になると劇場公開映画の監督を勤められるという特典があった。

が、しかし、前番組に比べてテーマが地味なのと、次の作品が完成するまでのタイムラグが長い事から1年も持たずに終了してしまった。短い期間ではあったが、自主制作映像の世界は、ある意味チャライ「バンドブーム」の数十倍も濃いものがあり、当時中学生の自分をたっぷりと汚染してくれた(笑)。

実は自分は、仕事として映像制作をはじめるまできちんとした「映像作品」を作った事は無かったのだが、えび天を通じてこの世界に興味を持った事と、映画のサントラなどの背景音楽を研究する過程の分析で、映像に対する「カン」がかなり培われていたような気がする。

ちなみに余談だが、この番組には「アヤシイ旦那ランキング1位」(脳内調べ)の沢尻エリカ夫こと高城剛氏や、当時TBSの新人アナウンサーだった、現イチロー婦人の(旧姓福島)弓子氏など、後々色々な方面で話題になる人が出演していた。

Youtubeを探してみると、当時気に入ってた作品がいくつかアップされてたので掲載しておこう。まあ、一般ウケしなくて番組終わるのも理解できるけど(^^;)。

農耕士コンバイン
http://www.youtube.com/watch?v=lemv0CMdcK8

ゴジラ
http://www.youtube.com/watch?v=8pZMzXGb5QY

ジャスティスマン
http://www.youtube.com/watch?v=sLk5fqGoy58

ばくはつ五郎
http://www.youtube.com/watch?v=d0QLreRTRnY

春のめざめ
http://www.youtube.com/watch?v=WnMMIv2r4lc

PULSAR
http://www.youtube.com/watch?v=7T1llQSMj-o

…いや、むしろニコ動とかより18年位早かったのかな?
イベント名、(仮)をとって「UTAUフェスティバル」に決めてしまう事に。名称全体と同時に、多分略称にされるであろう「ウタフェス」「UTAフェス」をGoogleで検索しても重複しないようなので(何かのネーミングの時は必ずググるようになったなあ)。

そういえば村上龍の「69」は「フェスティバル」を開く話(というと単純すぎだけど)だった。こういう事を企画してると、ちょっと読み返したくなるなあ。


現在制作中のWebサイト用の素材を撮りに、近所の神奈川県立座間谷戸山公園へ。なんか関係無いものも含めて色々撮ったので、たまにはパソコンで疲れた目に緑をどうぞ(笑)。


温度計や湿度計が入っている「百葉箱」(ひゃくようばこ)。昔は学校によくあったけど今もあるのかな?子供の頃、中が暗い様子がお社のように見えて、妙に「畏れ」を感じていた。なんか「アマテラス~!」って感じの位置に(笑)太陽があったのでパチリ。

 → 
座間は湧水が多く、公園の中にも沢のような箇所が。「これはそのうち、天然水とか日本酒の広告素材に…」と思って撮ったらこんな看板。トホホ…。


良いタッチだなあ。近頃はこういう看板ももっとイマ風のタッチになっているから、森の中で静かに錆びながらもお役目を続けるリス君に感慨深いものを感じてしまう。


これはきっと、山の守り神様の通り道。山中で遭難とかしている時にこういう光景に遭遇したら、たぶん相当に畏敬の念を感じるだろうなあ。

というわけで、マイナスイオンってのはどうやら本当は効果が無いそうだけど、森林は気分転換にはもってこいでした。皆さんもPC作業に疲れたら是非とも山に(笑)。

これはご存知の方も多いと思われる有名なVSTプラグイン「Delay Lama」(ディレイラマ)。
Delay Lama
鍵盤演奏やパッド上のクリックでお坊さんが唄いだし(母音だけだけど)、ピッチベンドやドラッグで母音が変化する。「あいやいや~」と怪しい響きはまさに涅槃へ導かれるよう。

内部の仕組みはおそらく、どんな音も母音に変えてしまうAquestの面白いプラグイン「Vocalizer」と同じなのだろうが、この見せ方は驚異的。一応これはドネーション(寄付)ウェアで、チベットの独立運動への寄付が募られている(本気かわからないが、本当なら寄付したい)。

以前、女性4人組の生演奏(バイオリンx2、フルート、キーボード)ユニット向けに「ジェームズ・ボンドのテーマ」(007のテーマ)をアレンジした時、「潜入先の大ボスの怪僧とボンドの対決」みたいな状況を考えて、オケにDelay Lamaを使ってみた事がある。メンバーの皆様には面白がって頂けたようなのだが、後にそれをホテルで演奏したと聞いて、ユニットに変なイメージがつかなかったか…と少し反省した…。

母音しか出なくとも、UTAUと違いリアルタイムでぐりぐりと演奏できる面白さ・快感はやっぱりいまだに魅力的。まだまだ遊びどころを探せそうなプラグインだ。
筆者プロフィール
音楽・映像制作、原稿執筆、レクチャー等のお問い合わせ&ご依頼は、こちらのフォームからお寄せください。


大須賀 淳(おおすが じゅん)
1975年生 福島県出身

音楽・映像制作「株式会社スタジオねこやなぎ」代表取締役。音楽・映像コンテンツ作成、雑誌「DTMマガジン」他での記事執筆、After Effects等映像系ソフトの講師も行っています。

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