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2017 .07.25
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私は今「DTM」(DeskTop Music)の名が冠された雑誌で原稿を書かせて頂いたりしているけど、実は昔からあまり「自分は“DTM”をやっている」と認識した事が無い。

「DTP」(DeskTop Publishing)が普及当初から商業的な分野のものと認識されていたのに対し、音楽界で「DTM」という言葉は、パソコンに小さな音源モジュール(こんなの)1個をつないで趣味的にやるもの、という認識だった。

何故DTPと同じニュアンスにならなかったかと言うと、単純に全~然デスクトップ(←パソコンのではなく、本物の机)に収まらなかったから、というのが大きいと思う。

スタジオは置いとくとして、自宅でフル打ち込みで作品を作るのでも、本格的な音を出したいならネットのサーバと同じ19インチのラックに機材をどっさり入れてやるのが普通だった(私も会社員だった頃、独身寮の部屋に他人から見たら意味のわからない機材を山のように積んでいて、ずいぶん変人と思われた(笑))。

でもそれが、90年代後半からの、エフェクターやシンセのソフト化の波でどんどん変わって行った。今や、極端な話まあまあのスペックのノートPC一台だけでも、実力があれば仕事として音楽を作っていくのは全然不可能ではない。

だけど、こうして本当に「デスクトップ音楽」が実現しても、あまりDTMという言葉への印象は変わらなかった。そこにあったのは単に「色々な機材がソフト化した」というだけで、根源的な所では何も変わってなかったからだと思う。

そんな中で、最近のUTAUのシーンとかを見ていると、初めて肯定的な意味で「DTM」と称せるものが出て来たんじゃないかと感じる。単に道具の置き換えではなく、デスクトップから初めて、音楽の新しい潮流の一つが生まれつつあるからだと思う。

それぞれの作り手のデスクトップから生まれたものが、広く世界に波及して行く姿を是非見たい。いや、なんか見られる気がしている。


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大須賀 淳(おおすが じゅん)
1975年生 福島県出身

音楽・映像制作「株式会社スタジオねこやなぎ」代表取締役。音楽・映像コンテンツ作成、雑誌「DTMマガジン」他での記事執筆、After Effects等映像系ソフトの講師も行っています。

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