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2017 .07.26
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数日前に、秋葉原の「萌え系耳かき店」に勤める女の子の自宅に、交際を断られた中年の常連客が押し入り、祖母と本人を刺して死傷させるという事件があった。

この報道をみると「やはり、そんな店に行く奴はアブナイんだな」と思ってしまうかもしれないが、なんの事はない、耳かき店を「スナック」に、秋葉原をどこかの地方都市に変えれば、こんな事件はしょっちゅう起こっている。今回はシチュエーションがたまたま珍しかっただけで、犯人は世の中に一定数いる種類の「困った人」だったに過ぎない。一部のパーツをセンセーショナルにとりあげる報道のフィルターがかかる事で、結果的に情報(印象)が湾曲してしまったわかりやすい例だ。

上記のような事は、マスコミ批判などによく用いられる論法だが、別角度からみると、表現行為における「演出」というのは、まさにこういった情報操作と同じ種類の手法だと言える。「情報」と書くと客観的事実に基づいたものである印象を受けるが、語を分解してみれば「情」を「報せる」行為に他ならない。

たとえば自らの目で物を見た場合も、それが自分の意識中で認識された時点でフィルタリングされるので「情」が関与してしまう。哲学や禅問答ではないが、ある意味では認識していないものは「無い」事と同じという側面が物事には確かにある。そして、単なる記録、レコードやアーカイブはその時点では「情報」ではない。情報とは、生身の人間の情動が介在して初めて成立する概念である。

てな事を考えながら、死語となった「IT革命」という言葉を思い出すと、なにやらドエライものだった気がしてしまい不思議だ(^^;)。

追記
最後の一節がちょっと説明不足だった。IT=Infomation Technology(情報技術)、なので「情報技術革命」。上のような事を考えた後だと、なにやら情念の渦巻くドロドロした革命に聞こえてしまう(^^;)。
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大須賀 淳(おおすが じゅん)
1975年生 福島県出身

音楽・映像制作「株式会社スタジオねこやなぎ」代表取締役。音楽・映像コンテンツ作成、雑誌「DTMマガジン」他での記事執筆、After Effects等映像系ソフトの講師も行っています。

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