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2025 .02.01
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平成初期のバンドブームの中核だった深夜番組「イカ天」(いかすバンド天国)は今でも度々話題となるが、その後番組「えび天」(三宅裕司のえびぞり巨匠天国)をご存知の方はぐっと数が少なくなるかと思う。

前番組のバンド演奏に対して、この番組では「3分間の映像作品」が対象となっており、挑戦者は一度の出演に持参した作品に審査員から評価を受け、銅監督、銀監督、金監督とステップアップして、最高位の「巨匠」になると劇場公開映画の監督を勤められるという特典があった。

が、しかし、前番組に比べてテーマが地味なのと、次の作品が完成するまでのタイムラグが長い事から1年も持たずに終了してしまった。短い期間ではあったが、自主制作映像の世界は、ある意味チャライ「バンドブーム」の数十倍も濃いものがあり、当時中学生の自分をたっぷりと汚染してくれた(笑)。

実は自分は、仕事として映像制作をはじめるまできちんとした「映像作品」を作った事は無かったのだが、えび天を通じてこの世界に興味を持った事と、映画のサントラなどの背景音楽を研究する過程の分析で、映像に対する「カン」がかなり培われていたような気がする。

ちなみに余談だが、この番組には「アヤシイ旦那ランキング1位」(脳内調べ)の沢尻エリカ夫こと高城剛氏や、当時TBSの新人アナウンサーだった、現イチロー婦人の(旧姓福島)弓子氏など、後々色々な方面で話題になる人が出演していた。

Youtubeを探してみると、当時気に入ってた作品がいくつかアップされてたので掲載しておこう。まあ、一般ウケしなくて番組終わるのも理解できるけど(^^;)。

農耕士コンバイン
http://www.youtube.com/watch?v=lemv0CMdcK8

ゴジラ
http://www.youtube.com/watch?v=8pZMzXGb5QY

ジャスティスマン
http://www.youtube.com/watch?v=sLk5fqGoy58

ばくはつ五郎
http://www.youtube.com/watch?v=d0QLreRTRnY

春のめざめ
http://www.youtube.com/watch?v=WnMMIv2r4lc

PULSAR
http://www.youtube.com/watch?v=7T1llQSMj-o

…いや、むしろニコ動とかより18年位早かったのかな?
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お決まりの話題の一つに「初めて買ったレコード(CD)は?」というのがあるけど、自分が自発的に初めて買ったのはコナミの「沙羅曼蛇」というゲームのサントラ。確か小学5年生の時だった(レコードでもCDでもなく「テープ」)。

当時の(特にアーケードの)ゲームサウンドはFM音源+PCMといった仕様が一般的で、中でもコナミのサウンドは一際きらびやかな色合いを放っていた(独特の重量感があるナムコ、フュージョン的なセンス溢れるセガのサウンドも大好きだった)。

沙羅曼蛇のサウンドで特徴的だったのが「やたらと喋る」という点。こんな感じです↓

http://www.youtube.com/watch?v=ikZk1joQrlc

当時こういうのはまとめて「音声合成」と呼ばれていたけど、実際はスピーチをまるごとサンプリングしたものであって厳密には「合成」ではない。だけど、元の処理とビット&レートの低さによる極上の劣化(変な表現(笑))が合わさり、なんとも心をくすぐられる質感となっている。

当時、コンピュータから声が出るという事は、すさまじく未来的で格好良いものだった。30歳を過ぎてもUTAUを始めとする音声系の技術に心を奪われるこの性質は、今思うと既にこの頃めざめていたらしい。
その1
http://www.youtube.com/watch?v=Jd-9RHFlnTc
その2
http://www.youtube.com/watch?v=OrGdpVexpVc
その3
http://www.youtube.com/watch?v=bYEoZfc0fUo

ちょっとスネークマンショーを彷彿させます(笑)。

やー、きっとシャレがわからず怒って電話したりする人も多いだろうに。ローカル局とはいえ「本物のテレビ局」が作ってこその味わい。やるなあ。
子供もやっと産まれて(これは大変だったのは家内だけど)、一段落する間もなくさらにさらに色々と生まれて行きそうな流れに…いやもちろん、隠し子とかではなく作品の話です(^^;)。UTAフェスに向けたコラボや新作の他にも色々と企画が立ち上がって来た。

今年はロシアンルーレットやらUTAUやら色々やってる割には、制作自体は自社内の完結が多かったので、様々な人との絡みは非常に血が騒ぐ所。なんか、これぞ「生きてるなあ」って感じですよ(笑)。

まだ見ぬ作品たちに対する感覚は、お腹の中にいる子供と一緒ですよ。早く会いたいなあ、と。なーんて(^^;)


090718_1754~01.jpg多くの方々にご心配を頂いておりましたが、おかげ様で無事次女が誕生いたしました!皆様のお心遣いに心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。



さてさて、次女なのですが…なんと4058gもありました(^^;)。今回は立ち会えなかったのだけど、それはそれは大変だったようで…。

あまりの出て来なさに家内は「もう帝王切開にして下さい~!」と希望したらしいけど、お医者さんも助産師さんも「帝王切開の方が負担が大きいんだからがんばって産みなさい!」と取り合ってくれず。家内いわく「マグロ漁のような騒ぎ」で引っ張ったりなんだりの末ようやく産まれたそう。

産後にお医者さん曰く「こんな大変なんだったら、帝王切開にすればよかったね…」(^^;)ともかく、がんばった家内と次女を心から褒めてあげたいです!
utaumagazine.jpgUTAU MAGAZINE8月号
寺鳥情報企画 刊
定価:1,500円(税込み)

ご購入はこち…








すいません、この本は架空です(^^;)。
UTAU音源「真歌ころん」作者のmakroneさんが素晴らしい画像を作っていたので転載させて頂きました。makroneさんは、UTAUフェスティバルのマーケットにも合同でご出店予定です。

いやー、しかしUTAUの盛り上がり次第では、本当に「カートに入れる」をクリックできる日が来るのも夢じゃないかも…!

ちょっとMMDなどのソフトを制作に活かせないものかと色々調べていると、サウンドも扱えるフリーの3DCGソフトを発見

ToyStudio
もしかしてその筋(どの筋?)では有名だったりして?

このソフトは3Dのオブジェクトにサウンドを関連付けさせる事ができ、例えば車のオブジェクトにエンジン音を関連付けると、車のモーションに追従してエンジン音の位置(ステレオ左右+前後感)も変化するというもの。

実はフリーソフトでちゃんと擬似サラウンド(スピーカー2本のシステムで前後の定位感も再現)ができると結構すごいので「フリーウェア探検隊長はまたいーもの見つけちゃったかなー」と(爆)かなり期待しながらちょこっと実験。結果は…やり方が悪いのか仕様なのか、今のところ期待する程の効果は出せていない。

サイトにあった飛行機のエンジン音のデモは、何故か一番肝心な場所(飛行機が頭上を通過する所)の途中で終わっているが、一瞬だけ擬似サラウンド特有の位相変化が起こっていたような気が…。というわけで、グラフィックも含めてもう少し実験してみよう。

このソフトみたいな方式で、ドップラー効果とかまできちんと再現できたら、フリーウェア/製品を問わず結構すごいのだけどなあ。
かがみうさぎを作って以来色々な人から「サトウ食品(または越後製菓)に売り込んだら?」といわれる。うーむ、耳と顔を付けるだけだから簡単かな?それが大ヒットしたらかがみうさぎ御殿が建って…その前にもち業界とのコネクションを築かねば(といいながら、筆者は大昔もちも作っている企業に勤務していた経験があったりして(^^;))。

ちなみにかがみうさぎは「中の人」の発案・デザインで、それを私が調整したものが現在のデザイン。曲や動画も含めて、実作業の大部分は私だけど、それぞれのネタの発案レベルでは完全な「ユニット作品」と言える。

このユニットでは過去にも色々なものを作ってるけど、これは(もちろんUTAU音源も含めて)今までで一番遊び応えがあるかも。まずは、立体化してみたいなあ(バーチャル、リアル、どっちで?どっちでも?)



この一週間位かなり不規則なスケジュールで動いて胃腸が弱っていたのか、半日ほど軽くダウン(ーー;)。様子をみながらちょっとずつ復帰中。

体と同じく好調と不調を繰り返しているのが以前チラッと書いたMacBookへとインストールしたWindows7 RC。

アプリケーションのレベルでは割と問題なく動いてるのだけど、相変わらず本体の音声出力から音が出せない(端子から光が出ているので、出力の形態がOpticalになったまま切り替え不可能になっている模様)。仕方なくMOTU 828をオーディデバイスとして使っているが、稀にオーディオ周りが原因と思われる動作でブルースクリーンが出る。

もう一点頻出しているのが、スリープからの復帰時に内蔵モニタのバックライトがONにならないという現象。PC自体は目覚めているので、液晶にうっすら見える表示を頼りにシャットダウンするという羽目になる。

まあでも、RCでしかも非サポートのBootCampで動かしてるわけだから、それを考えるとかなり快適に動作してると言えるかも。


「GIGAZINE」にてこんな記事を発見。

あらゆる衣服をカメラに変えてしまうかもしれない光学繊維をMITが開発、光学迷彩の実現にさらに1歩前進か?
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090709_camera_fabric/

我々カメラを扱う人間は、レンズの持つ特性を理解してそれを活かす形で画を作って行ってるわけだけど、こうした技術を使えばまるっきり概念の違う「撮影」ができそう。

例えば、舞台のホリゾント一面をカメラにして、同じサイズの画面に映したら、遠隔地に歪みなくそのままの雰囲気で舞台を再現できたりできるかな?なんだか、興味はつきない。

音の世界でも、ベルやエジソンの頃から、あるポイントに置いた装置(マイク)で音(空気の振動)を電気信号に変えるというプロセスは変わっておらず、記録や送受信をアナログ/デジタルどちらで行うかが違う程度。これをまるっきりくつがえす用な採音方法はありうるか?例えば、ある閉じられた空間の中の物質の動きを分子レベルで記録し、再現するとか…どんだけの演算が必要なんだ(^^;)。

テクノロジーと表現技法はまさに表裏一体なもの。常に興味がつきません。
筆者プロフィール
音楽・映像制作、原稿執筆、レクチャー等のお問い合わせ&ご依頼は、こちらのフォームからお寄せください。


大須賀 淳(おおすが じゅん)
1975年生 福島県出身

音楽・映像制作「株式会社スタジオねこやなぎ」代表取締役。音楽・映像コンテンツ作成、雑誌「DTMマガジン」他での記事執筆、After Effects等映像系ソフトの講師も行っています。

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