2024 .11.22
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2010 .02.28
またまたオリンピック系の話題。
今日ふと思ったのだが、今回の五輪期間中は「大画面のテレビを買ってオリンピックを観よう!」というCMをあまり見ない気がする。北京の時はかなり喧伝していたように思うのだけど、今回は冬季という事を差し引いてもテレビの宣伝が大人しい。
そして一つ「これじゃないか?」という理由を思いついた。メーカー側の本音は、今年これから続々リリースされる予定の(曰く、社運のかかった)「3D対応TV」を買ってほしくて、値崩れの激しい現在の大画面テレビを買われてしまう事で購入需要のパイが減る事を恐れているんじゃないか?
邪推のようだけど、案外何%かはこういう事がありそうだ。ただでさえ来年地デジ以降を控えて、もっと狂ったような宣伝があっても不思議で無いタイミングなのに。
しかし、3DTVほど提供側(家電メーカー&放送機器メーカー)とユーザーのニーズがちぐはぐな例も珍しいと思う。大分報道もされているので3DTV自体の認知度はそこそこあると思うが、さていつ買おうかと手ぐすね引いている人は、新し物好きの中にもどれぐらいいるか。「アバター」がヒットしても、あまり状況は変わらないと思う。
逆に提供側は、もう全TVが3D化するのが規定路線のような雰囲気だ。昨年のInter Bee(毎年11月に幕張で開かれる、業務用の国際的な放送機器展示会)では、全体的に面白いトピックに欠ける中、3D関連の機材ばかりが大プッシュされていた。例えばSONYのブースでは、巨大スクリーンにサッカー競技や会場のリアルタイム撮影をソースにド派手なデモを行っていたが、不思議な程「未来」を感じないんだなあ、これが。
ここら辺の話題はすごく長くなるので何回かに分けて書こうと思うが、このままでは(少なくとも日本では)サラウンド音響の「ホームシアター」の二の舞は避けられない雰囲気が漂っている。きっとそれぞれのメーカーの現場でもそう思っている人がいっぱいいると思うんだけど、中々会社のプロジェクトになってしまうと引くわけにもいかない所にはまってしまうのもわかる。
というわけで、次回に続く。
今日ふと思ったのだが、今回の五輪期間中は「大画面のテレビを買ってオリンピックを観よう!」というCMをあまり見ない気がする。北京の時はかなり喧伝していたように思うのだけど、今回は冬季という事を差し引いてもテレビの宣伝が大人しい。
そして一つ「これじゃないか?」という理由を思いついた。メーカー側の本音は、今年これから続々リリースされる予定の(曰く、社運のかかった)「3D対応TV」を買ってほしくて、値崩れの激しい現在の大画面テレビを買われてしまう事で購入需要のパイが減る事を恐れているんじゃないか?
邪推のようだけど、案外何%かはこういう事がありそうだ。ただでさえ来年地デジ以降を控えて、もっと狂ったような宣伝があっても不思議で無いタイミングなのに。
しかし、3DTVほど提供側(家電メーカー&放送機器メーカー)とユーザーのニーズがちぐはぐな例も珍しいと思う。大分報道もされているので3DTV自体の認知度はそこそこあると思うが、さていつ買おうかと手ぐすね引いている人は、新し物好きの中にもどれぐらいいるか。「アバター」がヒットしても、あまり状況は変わらないと思う。
逆に提供側は、もう全TVが3D化するのが規定路線のような雰囲気だ。昨年のInter Bee(毎年11月に幕張で開かれる、業務用の国際的な放送機器展示会)では、全体的に面白いトピックに欠ける中、3D関連の機材ばかりが大プッシュされていた。例えばSONYのブースでは、巨大スクリーンにサッカー競技や会場のリアルタイム撮影をソースにド派手なデモを行っていたが、不思議な程「未来」を感じないんだなあ、これが。
ここら辺の話題はすごく長くなるので何回かに分けて書こうと思うが、このままでは(少なくとも日本では)サラウンド音響の「ホームシアター」の二の舞は避けられない雰囲気が漂っている。きっとそれぞれのメーカーの現場でもそう思っている人がいっぱいいると思うんだけど、中々会社のプロジェクトになってしまうと引くわけにもいかない所にはまってしまうのもわかる。
というわけで、次回に続く。
PR