2024 .11.22
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「かがみうさぎ」公開後、動画へのコメントやblogにて様々な反響を頂いており、非常に嬉しいです。ありがとうございます!
と同時に、音源を試してくださった方からの欠点のご指摘もちらほら。どうやらライブラリ作成時、私のUTAUの仕様への理解が足りなかった事に起因するものが多そうです。
原音設定はともかくとして、問題はWAVファイル自体の以下のような点。
1.ステレオファイルになっている。
2.モジュレーション(ビブラート)があらかじめかかっている。
3.素材の音が長く、UTAUのストレッチ機能とのバッティング(?)で継ぎ目のようなものができる。
1.は完全に凡ミスです。モノラルで作成したつもりが、おそらくバッチ処理時の設定ミスでステレオになり、ファイルサイズがふくらんでいます。これは次回リリース時に修正します。
2.は、UTAUのプロパティで原音のモジュレーション量(ピッチ変化量)を調整するという仕組みへの誤解から。実は事前に収録時の音声が持っていたピッチ変化を一度均し、全音のビブラート速度が一致するように加工しています。これは、無くす事でキャラの変化にどう影響が出るか検証してみます。
そして3.。今までサンプラーなどを使ってきた経験上、ストレッチ系の処理はなるべく経ない方が音質が良いという観念があり、また途中の微妙な声質変化も味になるかと思い長くしたのが裏目に出たようです。これもちょっと再検証してみます。
どうも私は性格的に、例えば機材やソフトを買っても、けっこうあれこれ使い込んで作品もいくつか仕上げた後に「あ、そういえば取説読んでなかった」と気付くような事がよくあるので、今回皆様に使って頂く音源を作る上ではそれがアダとなってしまいました。ご指摘を下さった方々、ありがとうございます!追って、アップデートや次期音源に活かさせて頂きます。
さて…こんな事を書きながら、言い訳なのか開き直りなのか…と思われそうですが、こんな状態ながらデモ曲の「もちリズム」は、あの通り一応お聴かせできる水準ぐらいには仕上がっていると思います。
長年打ち込みやミックスはかなりの場数を踏んでいますので、不自然と感じる点があると様々な手法でどんどん回避しながら作業を進めて行くクセがすっかりしみ込んでいます。その勘があると、触りなれないツールでも最終的な成果物をイメージに近い形に仕上げる事が出来るようになります。
というわけで、UTAUのトラックのクオリティを上げたい方は、他の楽器パートの打ち込みや、生音・生歌も含めたトラックダウンの経験をともかくどんどん積まれる事が(UTAU“だけ”を探求するよりも)一番良い道筋だと思います…うわぁ、ミスった人間が偉そうだ!(爆)
何事もトライ&エラー!今後も、何かに成功した事は商売のタネとして秘密にするかもしれませんが(笑)、失敗は貴重な情報としてどんどんここに晒して行こうと思います。
と同時に、音源を試してくださった方からの欠点のご指摘もちらほら。どうやらライブラリ作成時、私のUTAUの仕様への理解が足りなかった事に起因するものが多そうです。
原音設定はともかくとして、問題はWAVファイル自体の以下のような点。
1.ステレオファイルになっている。
2.モジュレーション(ビブラート)があらかじめかかっている。
3.素材の音が長く、UTAUのストレッチ機能とのバッティング(?)で継ぎ目のようなものができる。
1.は完全に凡ミスです。モノラルで作成したつもりが、おそらくバッチ処理時の設定ミスでステレオになり、ファイルサイズがふくらんでいます。これは次回リリース時に修正します。
2.は、UTAUのプロパティで原音のモジュレーション量(ピッチ変化量)を調整するという仕組みへの誤解から。実は事前に収録時の音声が持っていたピッチ変化を一度均し、全音のビブラート速度が一致するように加工しています。これは、無くす事でキャラの変化にどう影響が出るか検証してみます。
そして3.。今までサンプラーなどを使ってきた経験上、ストレッチ系の処理はなるべく経ない方が音質が良いという観念があり、また途中の微妙な声質変化も味になるかと思い長くしたのが裏目に出たようです。これもちょっと再検証してみます。
どうも私は性格的に、例えば機材やソフトを買っても、けっこうあれこれ使い込んで作品もいくつか仕上げた後に「あ、そういえば取説読んでなかった」と気付くような事がよくあるので、今回皆様に使って頂く音源を作る上ではそれがアダとなってしまいました。ご指摘を下さった方々、ありがとうございます!追って、アップデートや次期音源に活かさせて頂きます。
さて…こんな事を書きながら、言い訳なのか開き直りなのか…と思われそうですが、こんな状態ながらデモ曲の「もちリズム」は、あの通り一応お聴かせできる水準ぐらいには仕上がっていると思います。
長年打ち込みやミックスはかなりの場数を踏んでいますので、不自然と感じる点があると様々な手法でどんどん回避しながら作業を進めて行くクセがすっかりしみ込んでいます。その勘があると、触りなれないツールでも最終的な成果物をイメージに近い形に仕上げる事が出来るようになります。
というわけで、UTAUのトラックのクオリティを上げたい方は、他の楽器パートの打ち込みや、生音・生歌も含めたトラックダウンの経験をともかくどんどん積まれる事が(UTAU“だけ”を探求するよりも)一番良い道筋だと思います…うわぁ、ミスった人間が偉そうだ!(爆)
何事もトライ&エラー!今後も、何かに成功した事は商売のタネとして秘密にするかもしれませんが(笑)、失敗は貴重な情報としてどんどんここに晒して行こうと思います。
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