2024 .11.22
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2009 .07.01
さっき休憩してぼーっと色々考えてたらふと頭に浮かんで来た事をちょっとメモ的に。
現在代表的な歌唱ソフトには、有償製品のVocaloidシリーズと無償で使えるUTAUがあるけど(AquesToneはより〝楽器〟的だと思うのでちょっと保留)、これは全く逆のビジネスモデル、つまり、無料のVocaloidシリーズと有料のUTAUという形も成り立つのではないか?もしかしたらむしろそっちが自然かも…という事。
初音ミクに代表されるVocaloidキャラは、今や歌唱ソフトの域を超えてキャラクターグッズやゲームなどでも広がりを見せている。この形ならば、売り出したいキャラクターを持っている企業が無料のVocaloidを配布し(YAMAHAへのライセンス料や声優さんのギャラ、その他制作費を負担し)、一般ユーザーにどんどん使ってもらいキャラの人気を上げ、キャラクターのビジネスで収益を出す、という形も不可能ではない(そのうち出てくるんじゃないかなあ?)
一方のUTAUは、ゼロから歌声をクリエイトできるツール。一般に、決まったプリセットしか使えないソフトよりも、自由度の高いツールの方が価格が高い場合の方が多いはず。例えば、パーツの組み合わせで家のデザインやレイアウトを作れる「マイホームデザイナー」というソフトがあるけど、同じようなものをゼロから作るソフト(3DCGソフトやCADソフトなど)の方が価格が高いものの方が多い。
UTAUというコア技術が無償のままであっても、「ソリューション」で収益を出す方法はあるかも。例えば、音源を収録するためのマイクやインターフェースといったハードウェア、波形編集ソフト、DAWなど周辺のツールをUTAUとの併用に最適化し、作業過程のノウハウもマニュアル化して、サポート付のトータルなソリューションとして販売するとか。
音楽に限らず、ソフトウェア産業全体が、有償ソフトとオープンソース/フリーウェアとの最も幸せな共存共栄を模索しなければならない局面に来ている。ユーザーは「自分は何にお金を出すのか」、そしてそれ以上に企業側は「〝何〟を売るのか」という事に自覚的になる必要があるのかもしれない。
…さてさて、偉そうな事の言い逃げで仕事に戻ります(^^;)
現在代表的な歌唱ソフトには、有償製品のVocaloidシリーズと無償で使えるUTAUがあるけど(AquesToneはより〝楽器〟的だと思うのでちょっと保留)、これは全く逆のビジネスモデル、つまり、無料のVocaloidシリーズと有料のUTAUという形も成り立つのではないか?もしかしたらむしろそっちが自然かも…という事。
初音ミクに代表されるVocaloidキャラは、今や歌唱ソフトの域を超えてキャラクターグッズやゲームなどでも広がりを見せている。この形ならば、売り出したいキャラクターを持っている企業が無料のVocaloidを配布し(YAMAHAへのライセンス料や声優さんのギャラ、その他制作費を負担し)、一般ユーザーにどんどん使ってもらいキャラの人気を上げ、キャラクターのビジネスで収益を出す、という形も不可能ではない(そのうち出てくるんじゃないかなあ?)
一方のUTAUは、ゼロから歌声をクリエイトできるツール。一般に、決まったプリセットしか使えないソフトよりも、自由度の高いツールの方が価格が高い場合の方が多いはず。例えば、パーツの組み合わせで家のデザインやレイアウトを作れる「マイホームデザイナー」というソフトがあるけど、同じようなものをゼロから作るソフト(3DCGソフトやCADソフトなど)の方が価格が高いものの方が多い。
UTAUというコア技術が無償のままであっても、「ソリューション」で収益を出す方法はあるかも。例えば、音源を収録するためのマイクやインターフェースといったハードウェア、波形編集ソフト、DAWなど周辺のツールをUTAUとの併用に最適化し、作業過程のノウハウもマニュアル化して、サポート付のトータルなソリューションとして販売するとか。
音楽に限らず、ソフトウェア産業全体が、有償ソフトとオープンソース/フリーウェアとの最も幸せな共存共栄を模索しなければならない局面に来ている。ユーザーは「自分は何にお金を出すのか」、そしてそれ以上に企業側は「〝何〟を売るのか」という事に自覚的になる必要があるのかもしれない。
…さてさて、偉そうな事の言い逃げで仕事に戻ります(^^;)
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